4月22日(日)、麹町にあるグリーンパレス東京。ちょうど20回目になるという中頓別町故郷会の懇親会にお招きいただき、村山義明議長と一緒に出席させて頂きました。

私の出席は今年で3回目になります。今回の参加者は32名でした。私の親より少し上の世代から一番若い世代でも私の10歳上の方々なので、この会に出席させていただく前から知っているのはお二人だけです。それでも、中頓別に残られている参加者の同級生の話など、尽きないほど話がつながっていきます。皆さんが過ごされていた頃からみると人口が大きく減っているため、心配していろいろな助言も頂きます。故郷を思う大先輩の皆さんの思いに感激し、勇気が湧いてきます。酒席のなかで、この会を将来どうしていくのかという議論もされていましたが、何より、皆さんがお元気で長く続けて頂けることが有難いと思います。ぜひ、これからも楽しく懇親しながら集まる機会をなくさないようにお願いしました。

今年ははじめて2次会にも出席。毎年恒例ということらしいですが、市ヶ谷駅近くの寿司屋さんに参加者の3分の2くらいの方が流れ、とても盛り上がっていました。中頓別に親類が残っていて時々帰るという方もしますが、すでに親類もすべて町を離れてしまっていく機会がなくなったという話も聞きました。私も、これからは出来るだけ故郷・中頓別の様子をお伝えする努力をしなければいけないなと感じました。昨年から「なかとん牛乳」をお届けしていますが、とても喜んで飲んでいただきました。来年以降、お届けできる産品を増やせたらいいとも感じています。いろいろ取り組んできていることの成果を早く出していきたいと思います。

懇親会の始まった時には気温は27℃を超え、ホテルから会場まで歩くだけで汗ばむような一日で、中頓別の真夏みたいな気候でした。スマホで挨拶用に調べ、今朝の中頓別が0.2℃しかなかったこと、気象データとしては昨日で中頓別の残雪はゼロに、ただしお隣の音威子府はまだ90センチ近く残っているという話をすると皆さんとても驚かれていました。東京と中頓別、ほんとうに遠いなと思います。でも、故郷のことを忘れずにこうして集まって下さっていることを考えると心の距離はとても近くにあります。お招きいただけるなら、これからも楽しみに、この会に参加させて頂きたいと思います。